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資格取得|私の資格取得遍歴について語ろう

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資格取得|私の資格取得遍歴
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社労士、行政書士、FP技能士、社会福祉士の松本です

今回は私の資格取得遍歴についてお話したいと思います。

20年余りの資格取得人生をたどってきて思うところは、

「資格取得の最初の一歩は、簿記3級とFP3級から始めろ」

です。

資格取得をしてキャリアアップを考えている方は必見です。

動画も作成しているのでこちらでもご覧ください。

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私の資格取得遍歴:FPから簿記へ

私の資格取得遍歴
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こちらが私の資格取得遍歴です。

  • 3級FP技能士
  • 2級FP技能士
  • 簿記3級
  • 簿記2級
  • 宅建士
  • 行政書士
  • 社会保険労務士
  • 産業ソーシャルワーカー1級
  • 特定社会保険労務士
  • 特定行政書士
  • 1級FP技能士

です。

一応上から順番に取得していきました。

まず最初に取得した資格は社会福祉士です。

高校生の頃「福祉に関する仕事がしたい」と考えて大学は福祉系のコースを選択しました。
大学卒業と同時に社会福祉士の試験を受験して、合格することができました。

大学の卒業が今から20年ほど前ですので、ここから私の20年にわたる資格取得人生がスタートしたと思います。

大学を卒業して民間の医療法人でソーシャルワーカーとして働きました。

そのとき本屋で

「100万円貯めよう」

という見出しのマネー雑誌を手に取ったのがきっかけで資産運用に興味を持ち始めました。

たしか「マネープラス」(今はない)という雑誌だったと思います。

雑誌「マネープラス」は、株や投資で攻めよう!というよりは、かしこくマネーライフを送ろうというような雑誌だったので、雑誌を購読して読んでいるうちにFPという資格に興味がわいてきました。

社会人2年目に沖縄県の公務員試験に合格することができて、25歳で公務員になりました

その後結婚したのですが、そのときから家計について考え始めたことがきっかけで、3級FP技能士資格の取得に挑戦しました。

3級を取得すると次は2級にチャレンジしたくなり、3級合格後そのまま2級FP技能士の勉強を始めて2級FPに合格することができました。

2級FPを取得したあたりから

「将来FPの資格を活かして仕事ができたらいいな」

とおぼろげながら思うようになり、この辺から「将来独立開業」なんていうのがチラチラ頭に浮かんできました。

そしてFPの勉強をする中で法人の税務の部分についても学ぶのですが、家計の資産状況の把握の必要性もあって、簿記の資格に興味がわいてきました。

で、まずは簿記3級を勉強して合格したあと、簿記2級の勉強を始めました。

基本的にFPも簿記も3級の内容を踏まえて2級の勉強をした方が理解が進みますので、3級→2級と続けて勉強するのは、2級取得の近道だと思います。

そして簿記2級も合格することができて、次に興味がでたのが宅建です。

私の資格取得:宅建から行政書士・社会保険労務士まで

社労士バッジ
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FPの勉強で不動産の項目があるのですが、宅建業法や建築基準法、都市計画法が範囲ですので、宅建と重なる部分が多いのです。

そして宅建の勉強を始めて、宅建試験(現在の宅建士)に合格することができました。

宅建の勉強では「民法」について勉強するのですが、ここで勉強した民法の知識を活かして次は行政書士にチャレンジしてみようと思いました。

行政書士は合格するまで3回試験を受けました。

この時期結構きつかったです。

行政書士試験の記述式が本当に苦手で、大変苦労しました。

3回目の試験で行政書士に合格できたのが、30代前半だったと思います。

このころになると、公務員は給与は安定していますが、仕事では理不尽なことも多くて、

「これを一生の仕事にするのかどうか・・・」

という思いもふくらみ、行政書士試験合格をきっかけに、

「いつかは自分で仕事をやりたい」

という思いがふたたび強くなってきました。

行政書士試験合格後、次は社会保険労務士をと思い一度試験勉強に手をつけましたが、仕事と子育ても忙しくなり、勉強を続けることができませんでした。

しかし、仕事上でハードな労働環境のなか上司や人事課も配慮してもらえない事態が続き、

「この働き方はいかがなものか?」

と強く疑問に思うようなできごとが続き、労基法などの労働法を調べる中で再び社会保険労務士試験の勉強に取り組み始めました。

社会保険労務士試験は、2回目の試験でなんとか合格することができました。

ちょうど社会保険労務士に合格した翌年が40歳になるタイミングでしたので、

論語の「四十にして惑わず」

の言葉どおり、思い切って公務員を退職することにしました。

そこから社労士事務所で勤務をしていましたが、子どもの件でいろいろありまして、その事務所を退職後半年ほど子育てに専念しておりました。

その後も仕事をしないわけにはいかないので、子ども中心の仕事生活をするために2019年7月に開業しました。

私の資格取得遍歴:業務の幅を広げ特定取得、1級FP技能士まで

私の資格取得遍歴:業務の幅を広げ特定取得、1級FP技能士まで
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開業後に社会福祉士会の案内で産業ソーシャルワーカーという資格ができていることがわかり、興味を持って調べてみるとまさに

「福祉と労働を中心としたソーシャルワーカーの資格

だとわかり、まさに今の自分にうってつけだと感じて、研修プログラム受講後、産業ソーシャルワーカー1級に合格できました。

そして開業した翌年2年目にはいずれは「特定」という思いもあり、特定社会保険労務士の勉強を初めて無事に合格をすることができました。

これが3月くらいに合格発表があったはずで、この勢いで!と思いその年末に特定行政書士試験にチャレンジして合格することができました。

で、最後に狙いを定めたのが1級FP技能士です。

1級FP技能士試験を受検するためには、実務経験が必要になりま。

公務員時代に2級まで取得できましたが、実務経験を積むことができないので1級はあきらめていました。

ただ独立開業後は社会保険労務士として年金相談を受けることになり、相談実務の経験期間を満了することができて、1級FP取得を最後に資格取得人生をいったん終了しようと思い、受験を決意しました。

そして1級FP技能士試験も無事に合格することができて、現在にいたるわけです。

振り返ってみると、たまたま最初に3級FPと簿記3級を勉強したことが、のちのちになって大変助かっていると実感しています。

まずFPの勉強が、社会保険、労働保険、年金、不動産、相続、税務など多岐にわたることです。

社会保険、労働保険、年金は社会保険労務士の試験範囲であり、不動産と相続つまり民法は宅建の試験範囲、相続は民法なので行政書士の試験範囲と、FPをフックにしてさまざまな資格試験の基本を学ぶことができるのです。

簿記については、法人顧客を相手にするには貸借対照表や損益計算書などを読めたほうがいいですし、独立開業後は個人事業主として確定申告をおこないますので、青色申告のための記帳などでも簿記の知識が大変役に立っています。

行政書士の業務としても、帳簿の記帳業務を受けている方もいますし、簿記は会計の基本ですから会社の決算書が読み込める社会人としても、必要なスキルになると思います。

ですから、まず社会人になってスキルアップを目指していきたい、という場合には、FPと簿記の勉強を起点として、興味のある分野を深堀していくといいのではないでしょうか。

20年ほど続いた資格取得人生ですが、勉強を始めたけどあきらめた資格もあります。

それが簿記1級と司法書士です。

簿記2級合格後、最後は1級までと思い通信講座を受講していましたが、勉強を続けることができず受検を断念しました(上場企業でしか使わないだろうという内容に撃沈)。

社会保険労務士試験合格後、最後は「司法書士まで取得」と思い2年ほど勉強していましたが、開業後はとても忙しいことと、今取り扱っている業務の知識をインプットすることが最優先となり、忙しくて勉強が続けられず、司法書士の勉強は2年続けましたが一度も受験せず断念しました。

たくさん資格を取得するのもは良いとは思いますが、今となってはある一定の時点では、取得した資格を活かして取り扱い業務を深め、収入を増やす方向にシフトしたほうがいいと思っています。

まとめ

まとめ

いかがでしたか。

私の場合は、 FPと簿記の勉強がきっかけで資格取得の勉強を続け、現在では独立開業までいたることとなりました。

「なにか資格を取得してスキルアップしたいな」

というかたは、FP3級と簿記3級から初めてみるのがおすすめです。

最初に取得した社会福祉士の資格については、福祉の勉強で「ソーシャルワーク」という対人援助の技術を学ぶのですが、人の悩みに耳を傾けて共感するというこの技術と福祉現場での経験が活きて、今でも面談の場で話しやすい雰囲気をつくることができていると思っていますし、福祉経験のある社労士、行政書士として活動しております。

自分のどのような経験を活かして仕事をやっていきたいか

みたいなものを考えながら、資格取得とキャリアアップを積み重ねていけるといいですね。

副業、兼業が当たり前の時代になってきて、フリーランスとして活動する人も増えています。

70歳まで働く時代にもなっていますし、リスキリングが大変注目を集めています。

あなたも自分のスキルを活かして、資格取得にチャレンジしてみませんか?

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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