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資格取得|行政書士試験について概要を説明する

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こんにちは、行政書士松本です。

今回は、行政書士の試験についてお話しします。

行政書士になりたいけど、試験ってどんな感じなのかなー

とまずは試験について知りたくなりますよね。

今回の記事をご覧いただくことで、行政書士試験の概要を理解できるようになります。

行政書士を目指している方は必見ですよ。

今回の記事をご覧いただくことで、

  • 行政書士試験の日程、手続き、試験科目、合格基準点等がわかる
  • 難しい「記述式」問題についてわかる

について理解することができます。

動画も作成しているのでよかったらご覧ください。

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行政書士試験について

行政書士試験の日程について
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行政書士試験の日程について

行政書士試験は例年11月の第二日曜日に行われています。

試験時間は午後の1時から午後4時までの3時間です。

行政書士試験のすごいところは、受験資格が年齢・学歴・国籍等に関係なく、だれでも受験できるということです。

だれでも行政書士になれるチャンスがあって独立開業も夢ではない

んですよね。

ちなみに歴代最年少合格者は、2021年度試験の14歳でした。

この14歳は超天才ですよ!!

将来が楽しみです!(^^)!

そして2021年の最年長は82歳です。

すごくないですか!(‘Д’)

いつまでも挑戦を続けるその姿、素敵です☆

受験手続きについて

受験願書の配布は例年8月頃から行われます。

また受験願書の受付も例年8月頃に行われます。

受験願書の提出先は、一般財団法人行政書士試験研究センターです。

合格発表は例年1月の第5週に属する日が指定されています。

行政書士試験の問い合わせについては、一般財団法人行政書士試験研究センターにおこなってください。

一般財団法人行政書士試験研究センター

電話:0332637000

試験科目について

行政書士試験の試験科目は、大きく分けて二つ、

  • 法令等
  • 一般知識等

にわかれます。

まず一番目は法令等で、試験問題は46問です。

択一式が、5つの肢から選択する5肢選択式、多肢選択式、そして40字以内で記述する記述式のあわせて46問です

試験科目は

  • 憲法
  • 民法
  • 行政法
  • 商法
  • 基礎法学

です。

行政法は「行政法」という名称の法律があるのではなく、行政に関連する法律の総称です。

行政法の一般的な法、理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法を中心として出題されます。

2つ目が一般知識等で、問題は択一式の14問です。

政治、経済、社会、情報通信、個人情報保護、文章理解から14問出題されます。

5肢選択式、多肢選択式等々言っていますが、

5肢択一式というのは1番から5番の選択肢のなかから正解を選ぶ

こと、

多肢選択式は、

1番から20番の選択肢があって、アからエの空欄に当てはまる言葉を選ぶ

ものです。

そして記述式が、

設問に対する解答を40字程度の短い文章で記述する

と言うものになります。

次に試験科目の配点について。

<法令等>
択一式5肢選択式:40問題出題、配点160点
択一式多肢選択式:3問出題、配点24点
記述式:3問出題、配点60点

この法令等の出題で計46問出題され、配点が244点です。

そして

<試験科目一般知識等>
択一式5肢選択式:14問出題、配点56点

です。

法令等と一般知識等を合わせて合計60問が出題されます。

配点をすべて合わせると300点満点となります。

合格基準点について

例年次の3つの要件いずれも満たしたものが合格とされています。

  1. 行政書士の業務に関し、必要な法令等科目の得点が122点以上である者
  2. 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が24点以上である者
  3. 試験全体の得点が180点以上である者

です。

受験者数と合格率の推移についてですが、2021年度の受験者数は47,870名、その内合格者が5.353名、合格率は11.18%となっています。

合格者数
一般行政法人行政書士試験研究センターHPより引用

合格者の年齢別性別の割合を見てみましょう。

行政書士試験の受験資格が年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できると言うものになっているため、10代から60代以上にかけて幅広い世代にかけて合格者が出ています。

ただしその中でも合格率のボリュームゾーンと言うのは30代40代が多くなっています。

また、男女比で見ると、男性が72.8%、女性が27.1%と男性の合格率が高くなっています。

合格率は8%台から15%台と年度ごとの合格率にずいぶん開きがあります。

合格率の推移
一般行政法人行政書士試験研究センターHPより引用

これは行政書士試験が相対評価ではなく、絶対評価の試験であるということが原因です。

例えば、社会保険労務士試験の場合、毎年試験問題の難易度に合わせて、合格基準点が上がったり下がったりします。

行政書士試験は試験全体の合計が合格基準点を超えたものと言う絶対評価の試験であるため、その年の難易度がそのまま試験の合格率に反映されると言う形です

そのため、とにかく「合格基準点180点を超えを目標」に勉強する必要があります。

私が行政書士試験に合格することができたのは、平成25年の試験でした。

平成25年に合格するまでに私は3回の試験を受験しました。

1回目の試験が1問だけ合格点に足りなくて落ちてしまいました。

そして2回目の試験は170点台で、残念ながら基準点の180点に達しませんでした。

3回目の試験で180点を超えたのですが、確か記憶している限りでは182点など本当に合格基準点ギリギリだったと記憶しています。

そして私が行政書士試験の中で1番苦手としていたのが、法令等の記述式の問題です。

最も苦しんだ「記述式」問題について

最も苦しんだ「記述式」問題について
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記述式の問題は1問の20点とかなり配点が高いんです。

なおかつ与えられた設問に対して40字以内で書かないといけない。

例えば穴埋め式。

法令の用語を埋めるとかではなく、設問に対し自分の考えた回答を40字以内にまとめる。

それを簡潔に書く。

記述式問題には、部分点があります。

試験が終わったらネットで大手予備校が解答速報を出します。

が、その記述式の回答速報を見ても、自分自身の解答がどれぐらい部分店を拾われているかよく分からない。

解答速報で自己採点した点数が120点台から140点台だと、残りの記述式の60点の点数配分がわからないので、合格発表までかなりやきもきしまいた。

記述式問題の何が難しいかと言うと、

  • 法令の条文をしっかりと丁寧に覚えておく必要がある
  • 法令の条文の用語を間違いなくその設問の事例に合わせて解答を書く

ところです。

うろ覚えの用語や間違えた文字では減点されてしまいます。

3度目の試験で何とか合格することができましたが、この記述式の難しさから二度と受けたくない資格試験です( ;∀;)

記述式は行政法から1問、民法から2問出題されます。

私は独学で行政書士試験の問題を解いていました。

市販の模試を解いてみても、果たしてこの私の記述式の解答が何点くらいなのかというのが、模試の解答を読んでもよくわかりませんでした。

試験直前まで自分自身の実力がどれくらいあるのか判断が難しいのです。

市販のテキストで独学で学習している方は、大手予備校の主催する模試も受けてみるといいのかなと感じます。

まとめ

まとめ
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いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、

  • 行政書士試験は例年11月の第2日曜日に行われる
  • 試験時間は3時間
  • 受験資格は誰でも可能
  • 受験手続は一般社団法人行政書士試験研究センターで行う
  • 試験科目は「法令等」と「一般知識等」に分かれる
  • 合格基準点はまずは300点満点中180点以上
  • 記述式問題が難しい!

ということがわかりました。

試験の日程がおおよそ決まっているので、計画的に取り組むことができますね。

行政書士の仕事は本当に幅広いです。

行政書士の試験に興味が湧いた方はぜひ行政書士試験を受験してみてください。

受験資格は誰でも可能。

こんな夢のある資格ありますか?

そして何より

あなたの経験がいかせる!!

のが一番の強み。

飲食業が長い方なら飲食業許可からコンサルまで。

建設業が長い人なら建設業許可からコンサルまで。

旅行業が長い人なら旅行業許可からコンサルまで。

相続経験があれば相続遺言業務からコンサルまで。

あなたが働いてきた業界の強みを生かすことができる。

それが行政書士です。

興味がある方はぜひぜひ行政書士試験の受験を検討してみてください。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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