沖縄県浦添市の社会保険労務士、行政書士松本です。
最近年金事務所へ行くことが良くあります。
法人の社会保険加入新規適用の相談が増えているのです。
そこで今年は日本年金機構ってそもそも何?という疑問にお答えします。
日本年金機構とは?
厚生年金保険事業・国民年金事業の適正な運営及び厚生年金保険制度・国民年金制度に対する国民の信頼の確保を図るため、平成22年1月1日に、非公務員型の公法人である日本年金機構が設立されました。
日本年金機構は、厚生労働大臣から委任を受け、公的年金に係る一連の運営業務(適用・徴収・記録管理・相談・最低・給付など)を担うものとされています。
年金事務所を窓口として、①厚生年金保険法および国民年金法に関する適用、徴収、年金給付の事務、②協会けんぽおよび船員保険に関する適用、徴収の事務を行っています。
ここでポイントととなるのが、「協会けんぽ及び船員保険に関する適用」です。
健康保険に加入したいという場合(必然的に厚生年金にも加入することになりますが)、適用(加入)の窓口は「協会けんぽ」ではなく「年金事務所」です。
これは厚生年金と健康保険の適用が同じになるためです。
法人は強制適用、個人事業主でも従業員5名以上であれば強制適用、任意適用の業種が分かれます。
社会保険の加入相談は年金事務所もしくはお近くの社会保険労務士へご相談ください。